今回は、2021年の京都大学数学、大問2を解説しました。
「今年の京都大学の問題は簡単だった」という噂が耳に入ったので見てみたら、教科書レベルの内容の問題が多く出題されていましたね。
まさに「受験では基礎が大事」というのが分かる問題でした。
今回解説する問題はこちら。
問題
定積分∫-11|x2-1/2x-1/2|dxを求めよ。
(数字表記が見づらいですが、「インテグラル-1から1」のことです)
(数字表記が見づらいですが、「インテグラル-1から1」のことです)
詳しくはこちらの解説動画で解き方を紹介しています。
【2021年】京都大学の数学過去問「積分」
この問題の解き方のポイントは、以下の3つです。
ポイント
①絶対値のグラフをかく
②どの範囲を求めるのか場合分けする
③積分をして答えを求める
①絶対値のグラフをかく
f(x)=x2-1/2x-1/2
=(x+1/2)(x-1)
となるので、以下のようなグラフになります。
②範囲を場合分けする
インテグラル-1から1までなので、下図の①、②で場合分けをすればよい。
③積分して答えを求める
①f(x)≧0
∫-11/2 x2-1/2x-1/2dx
②f(x)≦0
∫-1/21 x-f(x)dx
あとはそれぞれ計算して①+②をしたらOKです。
答え 19/24
計算の詳細は、解説動画で確認してくださいね。
まとめ
京大などの難関大学でも、教科書レベルの問題はしっかりでます。
今高校2年生で焦って過去問に手を出している方がいたら、まずは自分のレベルに合った問題をやって、基礎の基礎を抑えてから実践的な問題をやっていきましょう。
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