今回は、2017年のセンター試験で出題された問題について解説します。
問題
1188のすべての正の約数の積はいくつか?
正の約数の個数と積との関係を使って解く問題です。
知っているか知らないかで、計算のスピードが変わるので、ぜひ解き方を覚えておきましょう。
【センター試験2017】正の整数の積の計算の方法
この問題は次の流れで解きます。
ポイント
- 正の約数の個数を求める
- 正の約数を書き出す
- かけ算の順番を変えて計算しやすく工夫する
一度自分で考えて、答えを出してみましょう。
解答はこちらをタップ
118812
「答えが違った!」「解き方がわからなかった…」という方は、解説動画をご覧ください。
次のように解きます。
1188=23・33・11
指数部分に+1した数が正の約数の個数になるので
(2+1)(3+1)(1+1)=24
約数の積を考えると
1 ✕ 2 ✕ 3 ✕ …… ✕ 594 ✕ 1188=?
かけ算の順番を変えて、1 ✕ 1188 ✕ 2 ✕ 594…というようにすると、1188を12回かければよいことが分かる。
よって118812
答え 118812
ぜひ解けるようになりましょうね!
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