今回は、正弦定理の証明の解説をします。

 

【正弦定理】a/sinA=b/sinB=c/sinC=2R

 

動画でも解説しています。詳しい解説を見たい方は下の動画をご覧ください。

【4分で分かる】正弦定理の証明

【正弦定理】a/sinA=b/sinB=c/sinC=2R

 

の証明を行っていきます。

正弦定理の証明 考え方

考え方
  • 考える角Aの大きさで①鋭角(a<90°)②90°③鈍角(a>90°)で場合分け
  • 円周角の定理を用いて、直角三角形を作り、sinAとの関係を求める
    正弦定理「a/sinA=b/sinB=c/sinC=2R」のうち「a/sinA=2R」の部分が証明できれば、b/sinB、c/sinCの部分も同様なので、今回はa/sinA=2Rの証明を行います。
    図を使った証明なので、解説動画での解説がおすすめです。
    (1)A<90°のとき
    点Aを点Oを通る場所点A'へ移動させると
    辺A'Bは円の中心を通る直線なので「直径」となります。
    円の直径を通る三角形の円周角は90°なので、角Cは90°となります。
    円周角の定義より、A=A'なので
    sinA=sinA'
    sinA=a/2R
    となるので、
    a/sinA=2Rが成り立つ。
    (2)A=90°のとき
    sin90°=1なので
    a/sinA=2RのsinAに1を代入すると
    a/1=2R
    となり、aと2Rは同じBCを表しているので、成立します。
    (3)A>90°のとき
    円に内接する四角形の内角の和は180°なので
    ∠A'=180°−A
    sinA=sin(180°-A')=sinA'
    という関係が成り立ちます。
    三角形A'BCは鋭角な三角形になるので、あとは(1)と同様に証明することができます。
    図形への書き込みを見ながら解説を見たい方は、解説動画を確認してみてくださいね。

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